均質化する資産運用業界における二極化論

ここ数年ブラックロックとバンガード二極化の流れは強まっていますが、まあますます加速してるよって話でいいんでしょうかね。
詳しいデータを持ち合わせないので推測のお話ですが、なんとなくブラックロックに責任転嫁している感もあります。
サービスや商品を選ぶ際に、何を基準にするか考えてみれば、値段や品質、知名度に、たまたま棚に並んでいたとか、目に入ったとか、テレビでみたとか、定量評価と定性評価とが混ざり合うかと思います。
しかしファンドになりますと、棚に並んでたということは少なくなり、さらに年金なんかになれば基本的にはより定量評価のみでの判断に寄っていくわけです。基本的にはね。

そうなるとまあでかくて強くて安いとこってどこだっけ、サービスは一定以上かわんねーしなってなると、ブラックロックだかバンガードだかでいっか、となるのも納得です。

となると次の疑問は、どこまで淘汰されるかですが、まあブラックロックに張り合う力のない小さい会社は潰されそうです。

より小さいマイクロアセットマネージャーはそもそもブラックロックに張り合うようなサービスではなく、ニッチな戦略、ニッチなサービスのところもあるでしょうから、小さい運用会社ほど生き延びる世界が来たりして…なんてね。

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