単純なサービス提供型から、体験提供型の世の中に変わりつつあるのかもしれませんね。そんな中で、資産運用会社でもある程度以上の残高があれば、どのようなデザインや設計にするかは、常に担当者が頭を悩ませていることだと思います。
その中でも、PCの時とスマホの時、どのようにホームページを表示させるかについては、未だスタンダードがないようです。トヨタやアップルなどは、レスポンシブデザインといって、スマホ用のページも、パソコン用のページも一緒に表示できる新しいタイプの表示方法を使っていたりします。
日本の運用会社のスマホサイト対応について調べてみたものが下の図になります。今回の記事では上位10社だけを取り上げていますが、殆どはスマホサイトを別運営しています。会社によってはPC用サイトのみというスパルタンなケースも見受けられます。ないピクテやブラックロック、シュローダーといった外資系の運用会社では、日本のサイトでもレスポンシブデザインを取り入れるところも出始めています。
何が正解ということではないのでしょうが、海外の大手運用会社ではレスポンシブデザインを採用する動きが加速しています。その一方で、バンガードなどはPCサイトのみの一本槍ですが、その分表示される情報量は大分少なくなっています。
一先ず何でもかんでも必要なものをぶち込む遵法意識も尊重されるべきものではありますが、法の趣旨と、投資家と受益者を遅滞なく各人が必要とする情報まで連れて行くというホームページの趣旨から考えますと、一体どのようなホームページが日本の資産運用業の中では良いのか、今一度考えなおすいい機会なのかもしれません。
表にはありませんでしたが、みずほ投信はPC用、スマホ用、モバイル用の計3種類も同時運用しています。誠にお疲れ様です。
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