マイナス金利導入の影響2 本石町先生に学ぶMMFの悲しい未来(妄想)

久々に真面目にブログを更新したので、PV欲しさに大和投信を揶揄しましたが、実際は業界全体の大問題なわけで。

その一端を、本石町先生のツイッターをお借りして、MMFの悲しい未来(妄想)を繰り広げて見たいと思います。なお、予想は外れると思います。

MMFが今回受付停止することの影響


そうですよね、MMFじゃないですけどMRFでスイープしてますもんね。マイナス金利による元本補填に耐え切れなくなったら、ほんとに金取るんですかね。欧州の金融機関は顧客の怒りを畏れて未だ口座から管理手数料の名目でマイナス金利の負担を顧客転嫁できずにいる、と加藤さんが仰ってましたが、欧州でそうなら日本はねえ、という感想も湧き出てきます。


MMFとは直接関係ないですが、MMFではもはや受け入れられぬ金やその他寄りあつまったマイナス金利マネーが金融機関の口座にブタ積みされると、そこは日銀のマイナス金利適用が待ち受けていますので、少しでもマイナス金利適用を避けるべく、脅威の変動金利0.2%時代が到来したり。(してくれないかな・・・)

まさにこれが今回の受付停止のどまんなかであります。MMF受付停止は他社も大体追随するでしょうし、今回の件をここぞとばかりに償還するところもでてくるかもしれません。三菱UFJ国際は合併などもありまして無駄にMMF何本も抱えてますから、合併するかもしれないですね。

こっから妄想ーーーーー

日本の運用会社はマイナス金利に耐えられずMMFは順次合併・償還。もしくはもう少し運用自由度の高い短期運用をする株式投信への合併を行い、MMFという概念自体が失われていった。また証券会社の預り金自動スイープ先として使われるなど、より公益性の高いMRFについては議論が高まったものの、MRFが実際にマイナス金利に突入し半年ほどの元本補填期間を経た後、金利負担をするくらいなら、現金での預りに切り替えてもらう手間のほうが楽だ!と証券業界が舵を切り、2017年には日本のMRFも歴史の幕を閉じることとなった。

しかしその後もマイナス金利への反発は大きく、政権交代に伴いマイナス金利政策は終了となった。これに伴い、「一体マイナス金利は何だったんだ」という声とともに、各社次世代型の短期資金運用サービスや、新たなMRFを生み出しはじめ、「ヘッジベースの金利を含むあらゆる手を尽くした超効率的な短期資金運用という分野に注目が集まることとなった。


ーーーーー妄想終わり


チラシの裏にお付き合い頂有り難うございました。勝手にツイート使いまくって本石町先生バンビーノさんごめんなさい、有り難うございます。いずれにしても週明けから顧客事務の現場の方々は大変な修羅場を迎えるかと思います。今日一日はせめてゆっくりお過ごしになっていらっしゃることを願うばかりです。

僕は、最後のMNP祭りに参戦してきます。

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